針灸は不妊に効果があるか?

不妊症に効果が期待できる針灸

針灸と不妊症については、針灸の治療を受け続けていると、妊娠率が上がるという、針灸と不妊症の関係についての研究結果が2002年4月に新聞記事にもなっているように、針灸は不妊症治療の効果を大幅に改善するものであることがわかっています。昨今では東洋医学を用いた自然妊娠法が注目されています。

 

アスカ鍼灸治療院 院長 福辻鋭記

 

体外受精の妊娠率は、年齢にもよりますが、高くても3割程度なのに対して、この研究では、受精卵を子宮に戻す直前に針治療を行った場合の妊娠率は、約42%にまで上がったそうです。針灸には、冷え性、血行不良、月経不順などを正常な状態に整えたり、子宮内膜を改善する作用があるので、針灸で妊娠しやすい身体づくりができると言えるのです。日本でも、体外受精の治療を受けている間、週に1〜2回のペースで、腹部や足などの婦人科疾患に効果があるとされる経穴、わかりやすく言うとツボを針で刺激していた女性の約4割が妊娠に成功し、そのうちの数人は自然妊娠であったという研究報告がされています。

 

溝口博士 しあわせ妊娠マニュアル

 

それから、針灸が、不妊症の女性の黄体生成ホルモンの値を上げて、排卵を促進させ、子宮内膜の厚みも増加させたという研究報告もあります。さらに、針灸は免疫力も増強するので、卵管などの炎症や癒着の症状も修復することもわかっています。不妊症は、冷え性、月経不順、ストレス、疲れなどによるホルモンのバランスが崩れると起こりやすいものです。針灸により、不妊症のホルモンバランスを正常化して、妊娠しやすくなります。また、血流が改善されることによって、骨盤内への血液供給量が増えて子宮内膜の状態を良くしたり、卵巣内の卵子の元を元気にして質を向上させることができます。針灸を試してみる価値はありそうですね。

 

北村恵実子 アキュモード式妊娠術